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地元住民が運営している村の魅力がつまった<済州島の村カフェ>
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済州島の小さな村にある静かなカフェ。賑やかな観光地から離れて済州のリアルな暮らしを味わってみたいなら、村カフェを訪れてみよう。細い通りの先にあるカフェ。森の中にあるカフェ。穏やかな気持で村を散策しているとふと姿を表すカフェが、居心地のよい空間を提供してくれる。村が運営しているカフェからは、その村の魅力が感じられる。今回はそんな魅力あふれる5つの村カフェを紹介しよう。
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- 地元住民が運営している村の魅力がつまった済州島の村カフェ
済州島の小さな村にある静かなカフェ。賑やかな観光地から離れて済州のリアルな暮らしを味わってみたいなら、村カフェを訪れてみよう。細い通りの先にあるカフェ。森の中にあるカフェ。穏やかな気持で村を散策しているとふと姿を表すカフェが、居心地のよい空間を提供してくれる。村が運営しているカフェからは、その村の魅力が感じられる。今回はそんな魅力あふれる5つの村カフェを紹介しよう。
夏の済州旅行のコースに西帰浦を選んだなら、ソプ島が見える甫木入江を訪れてみよう。ソプ島の美しい風景を眺めることができるカフェ「ソプ島チギ」があるからだ。天気が良くない日にも情緒のある景色が楽しめるため、急に雨が降ってきたらこちらのカフェに来ることをおすすめする。ソプ島は森の島とも呼ばれるほど緑が豊かな島で、天気が良い日には木々の緑が輝き、雨が降る日には深い緑色が心を落ち着かせてくれる。
「ソプ島チギ」は甫木村組合が運営しており、カフェの眼の前には小さな入江がある。夏になると村の住民や旅行客が美しく澄んだ天然のプールとして楽しんでいる。2階に上がるとオープンテラスがあり、天気の良い日には太陽に輝く海を見ながらカフェタイムを過ごせる。

メニューには、基本のコーヒー類のほかに、手作りの金柑茶や柚子茶、ハンラボンジュースやアップルマンゴージュースなど、済州島ならではのものがたくさんある。また、小豆と餅がたっぷり入ったかき氷のパッピンスもこのカフェの夏の人気メニューだ。





済州島で一番はやく夏が訪れる下禮村。緑に輝く木々が茂る村の一角に、「ネチャンセンテカフェ」がある。下禮里の隠れ家的な場所であり、有名になってしまうのは惜しいカフェでもある。静かな通りに位置している「ネチャンセンテカフェ」は、済州島のエメラルド色に輝く海の色に似た外観と、カフェの前に置かれている小さな漁船が、青い海を思い起こさせる。

店内はモダンなインテリアとなっており、カフェの外観とはまた違った魅力を放っている。もともとは村所有のみかん倉庫だった建物を改造して作ったカフェで、外観はそのまま保存し、内装はリモデリングをしたそうだ。低価格で多様なメニューを提供しており、一度訪れた人は下禮村に来るたびに来店するという「ネチャンセンテカフェ」。コーヒーをはじめとする様々なドリンクメニューと、下禮村の旬が感じられるスイーツを販売している。近くには旅行客に人気の絶景スポット「セソッカッ」もあるので、立ち寄ってみてほしい。





済州の村には昔から村ごとにみかんを保管していたみかん倉庫がある。西帰浦市安徳面にある西広東里も村で生産したすべてのみかんをみかん倉庫に保管していたが、 西広東里村は数年前に村の住民の意見を集めてみかん倉庫をリモデリングしてカフェを作った。「ヌヨンナヨンみかん倉庫」というカフェの名前は「あなたと私と」という意味を持つ済州方言から名付けられたそうで、その意味の通りに村の住民がみんなで一緒にカフェを運営している。カフェに足を踏み入れると、非常に高い天井と60坪以上になる広い店内がみかん倉庫であったことを感じさせる。全体的に木材を使用しているため、冬には暖かく、夏には涼しい快適な空間となっている。人気のメニューはみかんとハンラボンを使ったドリンクだ。その他にも焼き餅、みかんピザ、みかんはちみつパンケーキなども販売されている。

済州のみかんを使ったドリンクやフードは爽やかな甘さが美味しい。見た目もかわいらしいため、食べる前に写真を撮る女性客も多いとか。店内にはピアノやドラムなどの楽器のほか、小さな展示物も置かれており、眺めているのも楽しい。みかん倉庫として使われていた当時の面影があちらこちらに残っているカフェで、村の人達と楽しい時間を過ごしながら、済州の地元の暮らしに触れてみるのはいかがだろうか。カフェの近くにはトルオルム、ムンドジオルムがあるので、トレッキングが好きな方にはおすすめだ。





「済州旅行と言えば海は外せない」と思うなら、青い海が眼の前に広がる新山里の村カフェを訪れてみよう。新山里は、済州島の日の出スポットとして有名な城山日出峰を通り過ぎ、海岸道路に沿っていくと見えてくる海辺の村だ。ここは漢拏山が見えないほど地形が低くなっている。そのため、済州の海と村を一望できる絶景ポイントなのだが、まだあまり観光客には知られておらず、静かな済州島の村の暮らしを感じるのにぴったりだ。こちらを向けば青い海と空が向かい合っており、あちらを向けば低い屋根の家々が海に向かって並んでいる、そんな村だ。

村を散策していると家々の間に「新山里村カフェ」が見えてくる。大きい庭が眼の前にあり、村を訪ねてきた人たちを迎えてくれる。こちらのカフェがユニークなのは、村の会館とカフェを同時に運営していることだ。カフェの内装にも石垣が使われており、眼の前に広がる海の景色と調和している。一度訪れた客は再び訪れるという魅力あふれるカフェである。こちらの人気メニューは新山里緑茶アイスクリームとクランチチョコレートだ。新山里で栽培された緑茶を使って地域住民達が丹精込めて作ったスイーツだ。また、新山里の緑茶は、他の地域のものと異なり緑茶特有の苦味や渋みが抑えられており、なめらかな口当たりのアイスクリームとチョコレートによく合う。窓際の席に座って済州の海を眺めながら緑茶アイスクリームを一口頬張る幸せ。運が良ければイルカが見られることもあるというので、ぜひ訪れてみてほしい。





済州島の青い海を楽しんだら、緑の森のエネルギーをもらいに中山間村カフェを訪れるのはいかがだろうか。黒い石垣のインテリアが済州島らしい雰囲気を感じさせてくれる「ビョルナンカフェ」。ここは地域住民たちが運営する村カフェで、ここでの収益は村に再投資されるというシステムになっている。「ビョルナンカフェ」では、村で栽培した農産物を使ってカフェのドリンクやメニューを作っており、中山間地域のみで味わえる独特な食材が楽しめる。特に、済州のブルベリーと呼ばれる「クロイゲ」はこのカフェの特別メニューだ。

甘酸っぱいクロイゲジュース、クロイゲかき氷、クロイゲピザは暑い夏に疲労回復を助けてくれるそうだ。また冬には地域のおばあさんたちが毎朝作るあつあつのピントクも美味しい。済州産のそば粉を使った生地を香ばしく焼き上げ、済州産の大根を炒めたナムルをくるくると巻いて作ったピントクは冬の限定メニューだ。
カフェでは地域の農産物も合わせて販売されているのだが、畑から直接運んできているため新鮮で価格も安い。消費者が安心して食べられるよう、生産者の名前を入れて商品名がつけられている。「安徳面西広西里のキム・テジュおばあちゃんが南松岳で千回以上お参りをして摘んできたワラビ」「安徳面西広村のキム・ファクシルおばさんが栽培したシイタケ」など、読んでいるだけでも楽しくなる商品名に、買わずに帰るのが惜しくなる。眩しいほどに星が輝くところという意味の「ビョルナンカフェ」。星のようにキラキラ輝く村カフェの魅力をゆっくり感じてみよう。





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- 2018-07-18
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