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春の花の香りに包まれて<春のチェジュ島 花めぐり>
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見ているだけでウキウキした気分になる春の花。菜の花はすでに済州のあちこちで黄色く輝いており、桜は薄ピンクの蕾を膨らませて今か今かと花を咲かせる日を待っている。その後にも、風に揺れる緑の青麦、白く可憐な蕎麦の花など、済州の春を彩る草花が控えている。次々とバトンが渡される花のリレーを楽しみながら、済州の春を満喫しよう。
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- 眩しいほどに黄色く輝く<春のチェジュ島 花めぐり>
見ているだけでウキウキした気分になる春の花。菜の花はすでに済州のあちこちで黄色く輝いており、桜は薄ピンクの蕾を膨らませて今か今かと花を咲かせる日を待っている。その後にも、風に揺れる緑の青麦、白く可憐な蕎麦の花など、済州の春を彩る草花が控えている。次々とバトンが渡される花のリレーを楽しみながら、済州の春を満喫しよう。

菜の花の花言葉は「快活」。黄色い小さな花たちが一斉に咲いて春だ春だと力いっぱい知らせてくれる。道端で、公園で、済州のいたるところで満開になった菜の花を見ることはできるが、一面に広がる黄色い菜の花畑の中を歩いてみたいなら、菜の花の名所を訪れよう。ソプチコジ、涯月ハンダム海岸散策路、朝天咸徳犀牛峰は、青い海と黄色く輝く菜の花のコントラストが美しい。また、山房山の麓に広がる菜の花畑が有名な安徳の山房山周辺、のんびり散歩をしながら菜の花を楽しめるオンドンムル渓谷も人気だ。西帰浦菜の花ウォーキング大会、済州菜の花祭りでは、満開になった菜の花畑の中を歩きながら済州の春を満喫できる。菜の花は比較的見頃が長く続くので、春の済州を訪れたなら、ぜひ菜の花の名所に足を運んでほしい。

春の暖かさの中で咲き始める桜の花。春らしくなってきたなと感じる頃にピンク色の蕾を膨らませたかと思うと、あっと今に満開を迎えて本格的な春の始まりを知らせる。今年の開花情報によると3月22日に西帰浦での開花が予想されており、韓国内で最も早く美しい桜に出会える。済州市の典農路と涯月邑の長田里は代表的な桜の名所であり、毎年済州桜祭りが行われる。その他にも、済州大学の入口、済州総合競技場、済州菜の花祭りが開かれる鹿山路でも、淡いピンク色の花吹雪が舞い落ちる桜並木の下を歩くことができる。また、南元邑の新禮里、済州市の奉蓋洞、観音寺にあるソメイヨシノ自生地では、天然記念物に指定された大きな桜の木を見ることができる。満開になったと思ったら、雨や風ですぐに散ってしまう桜の花。短い期間しか見られないからこそ、毎年桜を見に出かけたくなるのだろう。

済州の春に爽やかな緑の彩りを添えてくれるのが青麦だ。春の風にさわさわと揺れる青麦畑の中に立っていると、自然と心が癒やされていくのが感じられる。済州を代表する青麦の名所といえば加波島だ。ウンジン港から船で10分程のところにある小さな島、加波島。加波島の青麦は一般的な青麦に比べて高さが2倍ほどあり、風が少し吹くだけでも大きく揺れるのが特徴だ。サンドン浦口から加波浦口まで続くオルレ10-1コースを歩けば、約18万坪の敷地に広がる青麦畑を見渡すことができる。青麦畑の向こうには深い青色をした海が広がり、天気の良い日には漢拏山、山房山、松岳山、軍山、簞山、そして西には馬羅島まで眺めることができる。済州の青麦の名所には他にも、吾羅洞の青麦畑、抗蒙遺跡地がある。特に吾羅洞は、青麦と菜の花のコラボレーションが楽しめる絶景スポットだ。4月の済州に来たら、青麦畑の中に立って春の風を感じてほしい。
済州が韓国内で最大の蕎麦の栽培地だということを知っている人はあまりいないかもしれない。済州の貧しい土地でもよく育つ蕎麦は、二毛作も可能であるため、ポップコーンのように可愛らしく咲く白い花が春の終わりと秋の初めに楽しめる。一つ一つの花を見ると小さくて可憐だが、一面に広がる蕎麦畑に咲き誇る姿はとても幻想的である。このロマンチックな蕎麦の花が、ドラマ『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』で愛の証として手渡されたのを覚えている人もいるだろう。雪のようにふわふわとした可憐な蕎麦の花畑を歩いてみたければ、観光客向けに開放されている蕎麦畑を訪れてみよう。表善にある「ボルムワッ」と安徳に位置する「漢拏山の麓の最初の村」では、5月に蕎麦祭りが開かれる。また、表善の「青草畑」では、蕎麦の花に加えてコスモスと緑茶まで多彩な風景を楽しむことができる。5月から6月の初めまで続く蕎麦畑の幻想的な風景をお見逃しなく。

菜の花や桜などの春を代表する花以外にも、済州には美しい花があちこちで花開く。5月の漢拏山はツツジで赤く染まった姿が美しい。特に、漢拏山の霊室コースにある平原地帯、ソンチャッチワッの風景は壮観である。また、漢拏山の登山道トゥルレギル、サリョニ林道、そして訪仙門でも、5月になるとピンク色のツツジが楽しめる。ツツジに加え、ミカンの花もまた済州らしさを感じさせる花の一つだ。ミカンの花もまた5月初めから白く愛らしい花を咲かせる。ミカンの木があるところならどこでも、ミカンの花とその甘い香りが楽しめる。ミカンの花を間近で見てみたいなら、西帰浦の下孝村に行ってみよう。5月6日から10日間開かれる下孝村のエコパーティーでは、多様な体験プログラムに参加しながらミカンの香りに包まれた一日を過ごすことができる。


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- 2019-03-26
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