VISIT JEJU

レンタカーを借りるとき、最初にしなければならないのは、あなたが韓国で合法的に自動車を運転できることを確認することです。韓国の法律では、旅行者は、ジュネーブ条約やウィーン条約のメンバー国が発行した有効な国際運転免許証（IDP）で自動車を運転できます。この国際運転免許証は、自国発行のもので、レンタル期間中は有効でなくてはならず、旅行中に有効期限が切れる場合は、出発前に更新しておく必要があります。

国際運転免許証について、レンタカー会社にはそれぞれの会社の規範がありますが、レンタカーを借りる際、通常、年齢が21歳以上であって、1年以上の運転経験が求められます会社によっては、大型車を運転する場合は、年齢が26歳以上であって、3年以上の運転経験が求められる場合もあります。IDPとパスポート、場合によっては現地免許証の提示が求められますので、3つはまとめて携帯してください。韓国では運転席が左側にあり、自動車は道路の右車線を走行するので注意してください。

旅行に出発する前に.オンラインでレンタカーを借りるのが賢明です。現地に到着してから借りることもできますが、（レンタカーブースは到着フロア1階のゲート2にあります）、おすすめはできません。空港でレンタカーを借りると値段が高いだけでなく、借りることのできるレンタカーが残っていないことが多いからです。ソウルの金浦（ギンポ）空港から済州島へのルートは国際ビジネス空路です。また、済州島を訪れる旅行者の多くは、滞在中、レンタカーを借りることがよくあります。そのため、済州島への旅では、旅行に出るずっと前にレンタカーを借りるのがよいでしょう。

旅行シーズンや休日かどうかによってレンタカーの値段は変わり、レンタカーをすぐに借りれるかどうかも確かではありません。標準的な大きさの車で、1日当たりの一般的な値段は（ヒュンダイソナタ、キアK5）で、大体₩90,000（$76 USD）、ピークシーズンの最高価格は₩130,000（$110 USD）になります。レンタカーの利用のすべてを網羅した便利なビデオは、「済州島訪問グローバルユーチューブチャンネル」で「チェジュ島でレンタカーを借りてドライブしよう」をご覧ください。

済州島に旅行するとき、韓国では、一般に、夏のシーズンと韓国の2つの主な祝日がハイシーズンになります。旧正月（1月/2月）、秋夕（チュソク）（9月/10月）。この2つの祝日の日付は、大陰暦で毎年異なります。

燃料代や地球環境が気になる人には、EVのレンタルがうってつけです。2015年に韓国政府は、2030年末までに済州島を脱炭素化するというクリーンエネルギー政策を公示したので、済州島では容易にEVをレンタルして運転できるのがおわかりいただけます。多くの充電ステーションがあちこちにあり、ほとんどの観光名所にも充電ステーションがあります。kWh当たりの値段は、₩290（$0.24 USD）から₩400（$0.34 USD）の範囲であり、たとえばヒュンダイコナとキアニロではバッテリー容量が64kWhであることから、フル充電費用は約₩19,200（$16 USD）になります。どちらも1回の充電で600kmを走行することができ（済州島は1周約200km）、EVは非常に経済的な乗り物といえます。詳しい内容については、弊社ビデオ「チェジュ（済州）島訪問グローバルユーチューブチャンネル」で「Reasons to Rent EVs in Jeju（済州島でEVをレンタルする理由）」でご確認ください!

レンタカー会社はどこも離れたところにあるので、レンタカーの引きとり場所までは、通常、無料シャトルサービスが用意されています。シャトルバスターミナルは、到着フロア（1階フロア）のゲート5から歩いてすぐの場所にあります。わからないことがあったら、ターミナルビル内に案内係りのいるインフォメーションデスクがあるのでたずねてください。シャトルバスに乗っている時間は、レンタカー会社によって異なりますが、どこでも5分から15分です。

レンタカー引きとり場所に着いたら、レンタカー会社で書類手続きが行われ、さらに保険を追加するかどうかたずねられます。レンタル時に基本的な保険は組み込まれていますが、総合的に対応する保険に入りたい場合は、この時点でその保険を購入できます。また、借りるレンタカーの外観の写真を撮っておくことを求められます。これは、借りる前からレンタカーにあったキズなどの損傷を記録しておいて、後で請求されないようにするための韓国では普通の対策です。

プロからのヒントNo.1: 燃料計の写真を撮っておく。ほとんどの場合、タンクのレベルは満タンに達していませんが、レンタカーの返却時には、燃料計の同じレベルまで燃料を入れて返却する必要があります。そのレベル未満で車を返すと、燃料代だけでなくサービス料金も取られます。

島を巡るときにその道案内として最も役に立つツールが、車に組み込まれているGPSです。GPSシステムが韓国語表記の場合、出発前にレンタカー会社に希望言語への切り替えを依頼してください。Googleマップナビゲーションシステムは韓国では機能しません。そのため、スマートフォンを利用して島内をめぐりたいとお考えの方には、韓国マップオプションとして、KakaoMapとNAVER Mapが用意されています。

韓国では、制限速度違反と交通違反をカメラで監視しています。制限速度オーバーや道路交通法違反をカメラで撮られると、罰金が科せられます。ナビゲーションシステムを使用している場合、前方にカメラがあると、制限速度とともに、警告が表示されます。制限速度にはいつも注意して、現地の道路交通法を守ってください。スクールゾーンや高齢者保護ゾーンなど、専用の安全ゾーンでは特に注意が必要です。