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10月の済州観光10選 <いつでも喜んで迎えてくれる場所、温かい10月の済州>
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静かでくつろげる場所で楽しむ休息。穏やかで温かく抱いてくれる誰か、あるいはどこか。一日、一日、世知辛い世の中を生きる人々が心に抱く期待値を満足させるのに、10月の済州ほどうってつけの場所があるだろうか? 風も日差しもずっと柔らかくなった秋の日の済州、多少抜けていてもおっとりしていても「大丈夫、大丈夫」と元気付けてくれる、この島の温かい懐に静かに抱かれるのもいい時間。
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- 10月の済州観光10選いつでも喜んで迎えてくれる場所、温かい10月の済州
静かでくつろげる場所で楽しむ休息。穏やかで温かく抱いてくれる誰か、あるいはどこか。一日、一日、世知辛い世の中を生きる人々が心に抱く期待値を満足させるのに、10月の済州ほどうってつけの場所があるだろうか? 風も日差しもずっと柔らかくなった秋の日の済州、多少抜けていてもおっとりしていても「大丈夫、大丈夫」と元気付けてくれる、この島の温かい懐に静かに抱かれるのもいい時間。
大坪里の済州方言名はナンドゥル、「広い野原」という意味だ。中文観光団地の近くにありながら静かで落ち着いた雰囲気が、混雑を避けたい人々にはまたとない魅力。村の名物はパクスキジョン(泉の湧く崖)だ。海岸にある巨大な屏風形をした絶壁の圧倒的な景色に、夕方には夕焼けに染まった空がいっぱいに広がる感動もずしりと重い。パクスキジョンの頂上に立つと、村や大坪浦、山房山が望め、遠くには兄弟島と馬羅島、加波島まで見える。オルレ第8コースの終点であり第9コースの出発点である大坪浦では、赤い少女灯台がオルレを歩く人々の無事を祈り、村のあちこちにある静かなカフェが旅行客をねぎらう、この村の懐に抱かれて心もパッと解き放とう。
お茶碗のふた、あるいは開いた傘に似たこのオルムは、蓋(ふた、韓国語読みで「ケ」)の字を借りてケオルムと呼ばれる。噴火口のない円錐形で、南北に多少広がっている。登るのは楽で、スギやヒノキの森の道に沿って20分ほどで頂上に着く。ビチミオルムと瀛州山の間にあり、それほど有名ではないが、城邑貯水池をはじめ瀛州山やアンドルオルムなど、頂上から望む旧左、城邑、加時里圏域のオルムの眺めは期待以上。途中、村の中の道と牧場を通るが、見知らぬ人々の訪問にも慣れたように無関心な馬との出会いも、温かな瞬間として記憶されるだろう。
韓国で一番遅くまで紅葉が楽しめる済州の紅葉の名所は、当然、漢拏山だ。どの登山コースも美しいが、登山の初心者には比較的短くて歩きやすい霊室コースがぴったり。登山はちょっと、と思うなら、霊室探訪路の代わりに尊者庵址への道を選んでも、往復40分で素晴らしい目の保養ができる。更に、1100高地や516道路、1100路の中で天王寺へ向かう道は、車で紅葉が楽しめる。紅葉とはまた違う魅力を持つススキはいかがだろう。クムベクジョ路のうねるススキの後ろに風力タービンが回り、海とススキを一望するには朝天のタンモル海岸もおすすめ。済州のあちこちのススキを訪ねて、銀色に明るく輝く思い出もつくろう。
人間と自然、文化が調和するエコパーティーが年を追うごとに人気となり、今年上半期も終了した。続く下半期のエコパーティーにも多彩な済州がいっぱい。コッチャワル村の善屹で、湿地とコッチャワル(木や蔓でできたうっそうとした森)を五感で感じれば、神々の故郷、松堂のオルムとソバ畑が作品となる。オマンアバンジャンチ村のある新豊里で屋根を縛る綱置きと染め体験をし、楮旨里では鳥笛を吹きながらオルムトレッキングに挑戦する。この他にもポニー村のある加時里とツバキ村のある新興、抗モンゴル遺跡地そばの柳水岩と海の村の細花&坪垈まで。プログラムは違ってもローカルフード体験は基本設定。参加人数と費用は異なるため、スケジュールを確認してあらかじめ予約しておこう。
‣エコパーティーのお問い合わせと予約:www.tamnao.com
豊かな季節の頂点で、楽しみもいっぱい。済州の10月の祭りだけとっても、思い出作りには十分だろう。地域の特色を生かしたローカルフードと料理コンテスト、有名シェフの招待パフォーマンスと祝賀舞台が行われる飲食博覧会から、見どころいっぱいの済州文化を誇る都心の中の民俗祭りである眈羅文化祭、済州西南部の美しい風景と一緒に、静かに自分を元気づけるオルレウォーキング祭り、天帝淵瀑布(滝)の伝説をテーマにした七仙女祭り、昔の放牧場が今は都会になった古馬路馬文化祭りまで。好みにより、都合により、済州が楽しめる様々な祭りにひたってみよう。
‣済州飲食博覧会:10月4日~6日 / 済州市民福祉タウン広場 一帯
‣眈羅文化祭:10月9日~13日 / 済州市眈羅文化広場 一帯
‣オルレウォーキング祭り:10月31日~11月2日 / オルレ第8、9、10コース(事前申請時参加費割引、現場受付可能)
‣古馬路馬文化祭り:10月18日~19日 / 新山公園 一帯
‣七仙女祭り:10月4日~6日 / 天帝淵瀑布(滝)、中文観光団地 一帯
たまったストレスと緊張を解き、見失った自分を探す旅も人気になっている昨今、騒々しい観光地よりも、静かに自分を顧みて元気付ける巡礼道はいかがだろう。カトリックとキリスト教、仏教まで三大宗教では、済州にそれぞれ5~6の巡礼道コースを完成し、平安と知恵を得ようとする者たちを迎えている。いつ歩いても楽しい道に10月の秋の光を加え、いっぱいになった感動が心を満たすだろう。観音寺や薬泉寺をはじめとした道内4ヶ所の寺院では、天恵の自然環境の中で仏教文化を体験し、座禅や茶道などで自分を取り戻すテンプルステイプログラムも運営しているというから、自分を無にし、自分を探す方法も選択次第!
‣カトリック教巡礼道情報:peacejeju.net
‣キリスト教巡礼道情報:jj.local.cbs.co.kr
‣済州仏教聖地巡礼 寺に向かう道:www.jeolro.kr
‣テンプルステイ参考サイト:www.templestay.com
宇宙の惑星を思わせる岩の屏風の間に広がる海とモンドル(小石)の風景、その中にそびえる岩に登って世界の主人公になれる場所。この小さな海岸「チンゴッネ」は、体力と冒険心がある大人たちにぴったり。急な傾斜に渓谷を通らなければならないため、天気と水流に気を付けよう。西帰浦中文団地のサッカー場に駐車した後、横道に入って分かれ道から石垣道をスッ! 1分あれば着く「トリッバル」は、知る人ぞ知るシュノーケリングの名所。余り知られていないだけに案内は多少不十分だが、出発前に正確な位置を確認しておけば冒険はずっと楽になる。この秋、いつかは有名になる、でも今はレアな秘密の名所を探して、心の中の冒険心をかきたてよう。
‣チンゴッネ(入口向かい海洋警察詰め所):西帰浦市離於島路359
‣トリッバル(中文団地サッカー場):西帰浦市大浦洞2492
100年以上の歴史を誇る済州北小学校のキム・ヨンス図書館。ひっそりとした韓屋に、読書と討論のできる小さな部屋と牧官衙がよく見える本棚があり、訪れる人々の心に本の花を咲かせる。学期中の昼間は学生専用、平日5時以降と週末の午前中からは誰でも利用可能。一方では、公共図書館の足りない面を補う小さな図書館も活発に活動中だ。朝天邑の青い実小さな図書館と、西帰浦東烘洞のプンナン小さな図書館では、家族音楽会と映画上映会、ブックコンサートが開かれ、詩作り教室の子供たちの詩が詩集になったりも。さらに、済州のブック祭り「本の秋の遠足」では、各種講演や公演、体験や本の交換会が開かれ、本があふれる場となっている。
‣キム・ヨンス図書館:済州市中央路8ギル18(開館時間:平日17時以降、週末9~18時)
‣青い実小さな図書館:済州市朝天邑朝天2ギル6(日、月、祝日閉館、14時~18時)
‣プンナン小さな図書館:西帰浦市東烘中央路56(日、祝日休館、13時~19時)
‣済州小さな図書館情報:smlib.jeju.kr
‣2019ブック祭り<本の秋の遠足>:10月19日~20日 眈羅教育院
西帰浦初の劇場であり各種文化イベントの場だった西帰浦観光劇場が、十数年間の沈黙を破って活気を取り戻している。吹き抜けの天井のように誰にでも開かれた文化スペースとして、週末には公演中心、平日は芸術講座などの各種プログラムが運営されている。古びた外観にさほど期待もせずに来ると、感嘆して帰ることになる。一方で、約1,100席にハイテク舞台装置を備えた済州アートセンターは、子供たちのためのクラシックから演劇、大衆歌謡の公演まで、様々なジャンルを網羅している文化スぺース。ハイクラスの招待公演で目を肥やしても、手ごろな観覧料で文化芸術に対する敷居を低くしている。道民はもちろん、忙しい日常から抜け出してきた旅行客にもゆとりと感動を伝える、済州の心強い文化エネルギーの充電スポット!
‣西帰浦観光劇場:西帰浦市李仲燮路25
‣済州アートセンター:済州市吾南路231
秋風が吹き始めると食べたくなる、熱くて濃いスープにコシのある麺は最高の相性だろう。済州でしか食べられない材料が麺料理にも入っている。豚肉入りホンダワラ(海藻)スープに麺を入れた「モルマングクス」と、ミナミアカザエビからウニ、ワタリガニまで海の幸がぜんぶ入った「パルッグクス」。肉にゅうめんと混ぜ素麺には黒豚で味の済州らしさを加え、甘くて濃い小豆スープに入っているカルグクス麺は、甘味と塩気が程よいカルグクス入り小豆粥になる。下がった気温の分だけ気力も落ちやすい季節、健康と食欲に責任を持ち、心をほっこりさせてくれる温かい麺で、好みも食い気も同時に狙い撃ち!
- 注意事項
- ※ こちらの記事は2019-09-20に作成、記載された内容が変更されている場合もあるので、ご旅行の前に必ずご確認ください。
- ※ 使用されているテキスト、写真、動画等の情報に関する著作権は済州観光公社に属するものであり、これを無断で使用することを禁じます。