VISIT JEJU

石の故郷といわれる済州島の石文化を伝える生態公園。
済州の歴史と伝統と自然美、全てが体験できる自然･文化公園。

野外展示場には48のトルハルバンと防邪塔、
そして泥棒がいないため門がないという済州島の象徴である定柱石、

墓の周りに立てて亡者の恨みを宥めるという童子石などが展示されている。

2025年6月、済州の文化と息吹が鮮やかに感じられるソルムンデハルマン展示館が開館した。済州の民俗、歴史、神話にまつわるあらゆる物語が展開される場所である。展示館は地下2階から地上1階までの三層構成で、4つの常設展示室から成り立っている。運営時間は済州石文化公園と同様、火〜日曜日の午前9時から午後6時まで開館し、月曜日が休館日である。  地下2階にはカフェ、地下1階には飲食休憩所、ミュージアムショップ、授乳室や医務室などの施設も整っている。

地下2階「プロローグ」は、「ハルマンのオルレ道」をテーマに、済州の神話・歴史・民俗を象徴的に表現した入口空間である。常設第1館（民俗）は、済州人の土地と石を巡る暮らし、ドルパッ農耕文化を紹介する。常設第2館（歴史館）は、済州の石文化を軸にした歴史と勇気ある生き方を展示する。常設第3館（神話の世界）は、口伝で受け継れてきた済州の神話の原型を紹介する。地下1階にある常設第4館（ソルムンデハルマン館）は、ソルムンデハルマンの物語とその精神を再照明する空間である。

展示館を回るコツは以下の通りである。 

• ハルマンのオルレに沿って、展示スペースを順番に見学可能

• 展示館の案内図を参考に、見学ルートの計画可能

• すべての年齢層が済州の民俗、歴史、神話を多様な方法で体験可能

• QRコードによるオーディオガイド提供：  https://seolmundaehalmang.co.kr/seolmundae  

ソルムンダハルマン展示館の地上1階にある子ども館（済州の未来）は、キャラクター「オベギ」と一緒にソルムンダハルマンの探検を楽しめる体験スペースである。

火曜日～日曜日の9:30から17:10まで運営されており、毎週月曜日は休館日である。平日（火〜金）は予約なしで利用できるが、定員（子ども基準で150名）を超えると待機が必要になる。週末および祝日は済州石文化公園のホームページから事前予約が必要である。利用対象年齢は13か月以上〜9歳（小学校2年生まで）であり、靴下の着用は必須である。保護者の同伴も必須であり、ネット遊具は保護者の入場が制限されているので注意が必要である。

※事前予約リンク：https://www.jeju.go.kr/jejustonepark/guide/apply/kids.htm