본문
4
レビュー
16,628
見る
17
SNSシェア
済州島の最高ビーチ、金陵海水浴場
期間: 毎年7月中
済州(チェジュ)の海は、東西南北がそれぞれ違った魅力を放ちます。中でも、西部地域の海の色は、透明から鮮やかなエメラルドグリーンまで、グラデーションを描いていて、見ているとさわやかさな気分になります。その中でも「ウトゥム(最高)」の景色を誇るところが「金陵ウトゥムォンビーチ」こと、金陵(クムヌン)海水浴場です。星の王子様に登場するゾウを飲み込んだウワバミを連想される飛揚島(ピヤンド)の姿が一目で眺められます。
エメラルド色の広い海とヤシの木が立ち並ぶエキゾチックな景色は、誰もが感動を覚えることでしょう。海の向こうには、童話『星の王子さま』に登場するゾウを呑み込んだボア蛇を連想させる飛揚島(ビヤンド)が目に入ります。晴れた日には、飛揚島全体が一望できます。
観光客で賑わう挟才(ヒョプチェ)ほどは知られていませんが、挟才に劣らず、美しい景色が見られるところです。広々とした白い砂浜で海水浴を楽しむのもいいですし、近くのキャンプ場でゆったりと過ごすのもいいでしょう。何よりも夕焼けの風景は、済州でも「ウトゥム(最高)」と呼ばれています。
毎年8月に開かれるウォンダム祭りは、「ウォンダム」という伝統文化に対する関心を高めるために、夏のバカンスシーズンに合わせて祭りを開くようになったのが始まりでした。ウォンダムとは、石を積み上げて満ち潮のとき入ってきた魚が、引き潮のとき逃げられないようにして簡単に魚を取る、済州島式の伝統的かつ原始的な漁労装置です。「トルグムル」ともいいますが、これは石(トル)で作った網(クムル)という意味です。
金陵海水浴場を舞台に繰り広げられる金陵ウォンダム祭りでは、魚のつかみ取り体験や伝統的な漁労体験など、海で楽しむアクティビティをはじめ、オーケストラの演奏やウォンダム散策路歩きなど、地元住民が用意したプログラムが楽しめます。金陵海水浴場は、観光客で賑わう挟才(ヒョプチェ)海水浴場ほどは知られていませんが、挟才に劣ることなく、美しい景色が見られるところです。閑散としていて静かな場所であるため、ゆったりと暑さをしのぐのに適しています。広々とした白い砂浜にビーチパラソルを立て、砂蒸しをしたり海水浴を楽しむのもいいですし、水深が浅いため、子どもたちの海水浴にも適しています。家族全員で貝を掘るのも楽しみの一つ。近くのキャンプ場でテントを張り、ゆったりと過ごすのもいいでしょう。何よりも夕焼けの風景は、済州でも最高とされています。
金陵には、4つのウォンダム(曲線の石垣)があります。細かい砂利が多いソウォン、水気がなく常に渇いているマルンウォン、住宅街のすぐ下の海辺にあるチバルウォン、「チャウラク」という地名から由来したチョルギウォンです。昔はタチウオもウォンダムを利用して捕ったと言われています。
金陵海水浴場の砂浜を「ソンジント」と呼んでいますが、これは魚の捕り方から由来した名前です。金陵海水浴場の砂浜に水が満ちてくると、村の人々が集まり約200Mほどの水網を広げ両方に引っ張ることで、その中に入ってくる魚を捕ります。この魚の捕り方を「ソンジン」と呼び、この方法で魚を捕った場所という意味で「ソンジント」と呼ぶようになったそうです。
金陵海水浴場で行われる金陵ウォンダム祭りでは、魚のつかみ捕り体験やウォンダム魚捕りなど、昔ながらの漁労体験をはじめ、金陵出身の国民的歌手ペク・ナンア氏を称えるペク・ナンア歌謡祭が開かれます。また、金陵は気候が穏やかで人情あふれる町であるため、最近ここに定着してくる人が増えていますが、地元の人々と移住者たちが協力して準備するユニークな各種プログラムが、期間中行われます。ウォンダム道・ウォーキング行事や金陵ウォンダムで行われるオーケストラ公演、カニ・貝堀り大会などです。