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維民アール･ヌーヴォーコレクション
維民美術館は1894年から20年間、ヨーロッパで起きた工芸デザイン運動アール･ヌーヴォーの作品を展示している。
アール･ヌーヴォーは、新しい芸術を意味するフランス語だ。
特に、フランス北東部アルザス地方ナンシー地域のガラス工芸家は、アール･ヌーヴォーの中心的な役割を果たした。
ナンシー地域の工芸家は、高温で溶かしたガラスを吹き竿で吹いて形を作るガラス工芸から脱し、色ガラスをかぶせ、
彫刻して腐食させるなど新しい工芸技法を研究し、自然主義的な素材とインスピレーションを表現した。
エミール･ガレやドーム兄弟、ウジェーヌ･ミシェル、ルネ･ラリックなど、フランスのアール･ヌーヴォーをリードした
芸術家の主な作品が展示されている。
美術館に展示されている維民アール･ヌーヴォーコレクションは、中央日報先代会長の故·ホン･ジンギ先生が長い時間丁寧に収集した作品である。
これらの作品は、フランスアール･ヌーヴォーの歴史の多くの部分を占めていたナンシー地域のガラス工芸作品で、ナンシー派と呼ばれた芸術家の情熱とチャレンジ精神が成し遂げた驚くべき工芸技法と、アール･ヌーヴォー独特の美的価値まで表現したコレクションだ。
利用案内
■ ホームページ : http://www.yuminart.org
■ 住所 : 西帰浦市 城山邑 古白里 21
■ 電話 : 064-731-7791
■ 開館時間 : 09:00 ~18:00(最終入場時間 17:30) / 毎週火曜閉館
■ 外国語サービス
－ パンフレット - 韓国語、英語、日本語、中国語
－ 音声ガイド：韓国語、英語(無料)
■ ドーセントツアー : 1日4回(10:30 13:00 15:00 17:00 / 韓国語)
維民美術館の建築家: 安藤忠雄 Ando Tadao
安藤忠雄は大阪出身の建築家で、コンクリートの物性をそのまま露出する露出コンクリート建築物を通じて、
自然をそのまま芸術に取り込む建築家として有名だ。
彼は、建築が人間を自然から保護する構造的機能を越え、自然との共感をもって、
非日常的空間の体験のような美学的な機能を実現しなければならないと述べている。
安藤忠雄は、済州ソプチコジの原生的な自然の姿を形象化して本建物を設計し、
観覧客が建物のあちこちでソプチコジの水、風、光、音が感じられるように空間を演出した。
ソプチコジの中心にあたる維民美術館は、彼が設計したガラスハウスと共に彼の主な作品として紹介されている。
