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<サムヤン黒砂浜祭り>
・期間：毎年7月
・祭りの場所：サムヤン黒砂浜
・連絡先：064-728-1538
三陽(サミャン)は都心に近く、山と海、歴史文化の遺跡などを余すことなく楽しめる場所として、地元の人もよく訪れる場所です。三陽の海辺は、済州島では珍しくない黒砂場が広がっており、昔から黒砂で砂風呂をすると神経痛、関節痛、肥満、皮膚炎、風邪予防、水虫などに効果があるとして有名です。
三陽の黒砂は特にきめ細かく柔らかいため、砂風呂に適していると噂になるほどです。その他にも三陽は湧泉水が豊かな場所としても指折りの場所で、砂風呂で温まった身体を湧泉水で流せば、真夏の暑さも忘れることができるでしょう。
サムヤン（三陽）は、湧き水がきれいで豊富であることから済州でも指折りの場所です。海水浴場から徒歩で5分ほどの場所にあるセッドリムルは、地元住民の食水であり、露天風呂であり、洗濯場であるとともに、町の人々が集い交流する場所として、様々な役割を果たしてきました。最近では、天然の水遊び場として、夏のバカンス地として新しく脚光を浴びています。子どもからお年寄りまで、誰もがゆったりと過ごすことができるよい場所です。
太陽がゆっくり沈んでいく風景も三陽の絶景の1つです。陽の光を反射させてきらめく黒砂場は、山水画にも登場しそうな風景を描き出しています。夜間照明も整っており、夜の散歩にも最適な場所となっています。
三陽は済州島の先史文化をひと目で見ることのできる場所でもあります。三陽洞先史遺跡と、宝物1187号である仏塔寺(プルタプサ)5層石塔などの貫録ある遺跡を始め、黒砂海辺と湧泉水、元堂峯(ウォンダンボン)など自然を楽しめるトラッキングコースとして、「三陽歴史オルレ道」が整備されています。計9.6kmで、休憩と見学時間などを合わせると、通常4時間ほどで行くことができるコースです。三陽黒砂海辺-元堂峯(ウォンダンボン)入り口-仏塔寺(プルタプサ)を通る済州島オルレ18コースを楽しみつつ、歩くのによい場所です。
三陽の黒砂を広めようということで、2002年から真夏のバカンスシーズンに合わせて三陽黒砂海浜祭りが開催されています。砂風呂やユースビーチサッカー、砂像展示、湧泉水水鉄砲サバイバルなど、暑さを忘れさせてくれるプログラムや、スキューバダイビング、ウィンドサーフィン、海水浴、海釣りなど海洋レジャープログラムが準備されています。
祝祭の醍醐味である公演プログラムは、地元住民がささやかながらも直接準備することが特徴です。